ご依頼のきっかけ
武蔵村山市にある築10年のご住宅にお住いの方から、太陽光パネルの設置に伴って屋根工事をお願いできませんかとご相談をいただきました。
実際に現場に伺うと、大きな外傷等はなく太陽光パネルの設置を行う際は通常、屋根に穴を置けて設置するのですが、既存の屋根材に設置をすると穴が空き、雨漏りする危険性がございますので、既存の屋根材の上から新たな屋根材を葺き、その上から太陽光パネルを設置する作業を行いました。
その為今回は、屋根のカバー工法を行いました。
施工前
こちらが施工前になります。今回は太陽光パネルの設置という所が屋根工事を行う大きな理由でしたが、屋根材自体も色褪せ、雨染みも見受けられましたので、メンテナンス時期としても良いタイミングでございました。
施工中
ルーフィング張り
既存の屋根材の上からルーフィングという防水シートを張ってまいります。防水シートを張ることで、雨水が新たな屋根材の内部に入り込んでも、劣化している屋根材に触れることなく、屋根の外側に逃がすことが可能でございます。
屋根葺き
ルーフィングの上から新たな屋根材を葺いてまいります。今回は「スタンビー」という立平葺きの屋根材を使用いたしました。こちらの屋根材は繋ぎ目がない屋根材になりますので、防水性にかなり優れております。また、シンプルかつスタイリッシュな見た目でありますので、性能に加え外観でも非常に人気のある屋根材でございます。
▷参考サイト:立平葺きってどんな工法?雨漏りや地震の心配をなくしたい方必見
棟板金設置
屋根の頂上部分に棟板金を設置するのですが、その前に棟板金を固定する貫板の設置を行います。貫板は木材の物を使用されることが多いのですが、今回は雨水の影響を受けにくい樹脂製貫板を使用いたしました。この貫板をしっかり固定しておかないと、雨風の影響で棟板金が外れてり、最悪の場合飛んでいくといったケースもございますので、丁寧に施工いたします。
▷参考サイト:屋根の「棟板金」とは?役割や注意すべき劣化状態について
完工
これにて完工になります。
立平葺きにすることで、雨が降っても屋根に水が溜まることなく、屋根の外側に流れる形状になっておりますので、雨漏りのリスクが低い屋根材になります。
担当者からのコメント
この度は武蔵村山市にある「武蔵村山屋根工事店」までご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。今回は、太陽光パネルの設置に伴い、屋根工事を行いましたが、太陽光パネルを設置する際にはどうしても一度屋根に穴を空けなければなりません。もちろん、その穴には防水施工を施しますが、雨漏りのリスクは高まってしまいます。ですので、今回のように上から新たな屋根材を葺き、太陽光パネルを設置することで、雨漏りのリスクを最小限に抑えることができます。
武蔵村山市にて屋根工事や雨漏り修理をお考えの方は「武蔵村山屋根工事店」までご相談ください。
▷参考サイト:屋根に太陽光発電システムを設置する手順をご紹介!