武蔵村山市にて屋根修理〈太陽光パネルに伴った屋根修理〉
2025/09/09




お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
太陽光パネルの設置をお考えで、それに伴い屋根と外壁のメンテナンスのご依頼をいただきました。
使用されていたスレート屋根は、太陽光パネルを設置した場合、穴が空き、雨漏りが発生する危険性が非常に高い屋根材でしたので、新しい屋根材としてシルキーG2を提案させていただきました。
シルキーG2は設置の際に穴開けの必要がないガルバリウム鋼板製の屋根材です。
既存の屋根を取り外すことなく、新しく防水シートと屋根材を設置するカバー工法で施工いたしました。
施工前
既存屋根はスレートをご使用されていました。
スレート屋根は安くて軽いというメリットもありますが、他の屋根材に比べると、耐久性が低く、太陽光には不向きな屋根とされています。
太陽光パネルを設置する際に発生する、穴やビスの周りにひび割れが生じるので、防水性が低下し、雨漏りリスクが高まるからです。
また、10年ごとに塗装などのメンテナンスをおこなう必要があるので、そのたびに、太陽光パネルを取り外し、再度設置するという工程が追加されることになり、メンテンナス費用もかさんでしまいます。
施工中
棟板金撤去
今回は既存の屋根はそのままに、新しい屋根材を設置する「カバー工法」で施工させていただきました。
頂上部の棟板金だけ取り外していきます。
防水シート設置
既存屋根の上から新しい防水シートを設置していきます。
今回使用させていただいたのは田島ルーフィングの「タディスセルフ」です。
「タディスセルフ」は耐用年数30年という、他の防水シートと比較しても圧倒的な長寿命を誇ります。
屋根材の隙間から侵入した雨水が下地の木材まで沁み込まないよう、長期的に建物を守ることができます。
役物板金
屋根の端に役物板金をつけていきます。
「役物板金」とは棟や軒先など、屋根の特定の場所につけられる部材のことです。
屋根のつなぎ目や、端に取り付けることによって、屋根材を固定したり、雨水が建物内に入り込むことを防ぐことができます。
屋根葺き<シルキーG2>
新しい屋根材は「シルキーG2」を設置させていただきました。
シルキーG2はガルバリウム鋼板製で耐久性も高く、日本瓦の10分の1ほどと軽量のため耐震性にも優れている屋根材です。
また、屋根材を挟み込むキャッチ工法でパネルを設置していくため、穴あけが不要で、太陽光設置時も穴をあけないので、防水性が損なわれずに設置でき、雨漏りの心配もありません。
貫板設置
シーラーを新設し、棟板金の土台となる貫板を設置していきます。
棟板金は屋根材と屋根材を固定し、その隙間から雨水が入り込むことを防ぐ非常に重要な部材です。
シーラーで貫板をしっかり固定し、貫板を取りつけることで、棟板金の耐久性をあげることができます。
棟板金
貫板の上から棟板金を新設していきます。
換気棟開口部
屋根内部に湿気や熱気がこもらず、排出されるように、換気棟を設置しました。
湿気による下地などの木材の腐食が防げるだけでなく、カビやダニなどの発生も抑える効果ががありあます。
コーキング
屋根材と外壁の接合部にはコーキング処理をおこなっています。
施工後
これにて完工です。
軽量なシルキーG2の屋根材なので、太陽光パネルも安心して設置していただけます。
担当者のコメント
このたびは、「武蔵村山屋根工事店」へご依頼いただき、誠にありがとうございました。
太陽光パネルの設置をお考えということでしたので、新しくシルキーG2をカバー工法で設置させていただきました。
キャッチ工法で穴をあけることもないので、雨漏りの心配も少なく、太陽光パネルを設置していただけます。
ご使用になられていたスレート屋根は軽量で住宅の負担も少ない上に、安価のため、多くの住宅で採用されていますが、残念ながら太陽光パネルには適しておらず、設置の際に空く穴からの雨漏りの危険性があります。
設置をお考えの場合は、カバー工法などの屋根修理もご検討いただければと思います。
武蔵村山市で屋根のことでお困りごとがありましたら、お気軽に「武蔵村山屋根工事店」へご相談ください。
現場住所 | 武蔵村山市 |
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施工内容 | カバー工法 スレート屋根からシルキーG2 |
築年数 | 築10年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 1か月 |
使用屋根材1 | シルキーG2 |